【漫画】ペット

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【漫画】緑のおばあさん

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今年は正月帰らなかったので帰省の漫画を描きました

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大学生になって一人暮らしをはじめる時実家から枕を持っていった。
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今は馬の枕みたいになってるが当時は実家にある枕の中で1番綺麗であり、普段から使っていたからしっくりきてたこともあるのだが、大学合格してすぐ親父がリストラに合い、私の部屋の隣の台所から水割りの音と「わしは総務部長ぞ..」と哀しいひとりごとが聞こえてきたので、できるだけ新しいものは買わず家にあるものだけで引っ越そうと思ったのもあった。


大学を卒業し、また違う県で就職するために引っ越した時もこの枕を持っていった。その就職先の何かの景品で社員全員自分の頭に合ったオーダーメイドの枕を作ってくれたことがあり、枕がもう1つ増えた。
























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厚くない?



王様のブランチの買い物のコーナーでよく見るオーダーメイドの枕はもっと薄かった気がする。ちゃんと頭の高さとかメジャーで測って提出したのだができあがった枕はフランキーの肩に合わせた枕だった。
フランキー
ただ枕の中の綿の種類も選べてそれは頭に合ってたので、寝る前に枕を2、3発殴り頭が沈む窪みを作ると快適に眠りにつけたのでこのオーダーメイドの枕で寝るようになったが、この実家の枕を捨てることは無かった。


抱きしめて床オナニーをしてたからだ。









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これを



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こうして



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こう







枕なのでどうしても頭が尖ってしまい、女子バスケのポイントガードみたいな髪形の女性でしかシコれなくなってしまう、敷布団も黄色で胸元にJOMOと書いてるのではないかと思う人がいるかもしれないしいるわけないかもしれないが、そこはオナニーなのでBLACK OR WHITEのように髪形から肌の色から中学の同級生から松居直美までいくらでも想像で変えられるのである。


「床オナニーを..」と当たり前のように言ってるが、人によって知らない人や床オナニーの概念も違ってたりするので私の床オナニーを簡単に説明すると「頭部に見立てた枕をディープキスしながら敷布団の隅にちんぽを擦り付けて洗濯のことを一切忘れたままパンツに射精する」ことだ。













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寝バック












たまに布団を干す前の安全日にパンツも脱いで生のちんぽを擦りつけて床オナニーする中出しの日もあるが、コンドームを着けた方が気持ちいいって人がいるようにパンツを履いてた方が気持ちいいのであまりしなくなった。お菓子を食べながらテレビ見てる時堅あげポテトに伸ばした手があんかけを取ってしまうことがあるし。「フローリングに落ちた精液は見えにくい。」数少ない私が教えられることだ。







漫画家になるため上京して13年。ずっと寝具ではなく性の対象として使ってきた枕の存在が変わってきている。



























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娘だ。



テレビを見る時布団で寝る時娘として抱きしめながら寝るようになった。ただただ頭を撫でている。さんざん若い頃遊んできた男が娘が産まれてから変わるように、いつのまにか私にも娘が産まれていた。勝手な話である。娘と言ったが時には猫、時には犬になり、寝てる私の布団に潜り込んできた猫を抱きしめながら寝ていることもある。枕に自分の体温を移し、他人の温もりを感じている。




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散歩をさせたい...。

仕事のバス

夜勤をしてるコンビニへはバスで行っている。交通費は出ないが、起きてすぐたくさん歩きたくないからだ。アルバイトするためにしかそこに行かないので流れる景色でしかその街を知らない。いつも行列してるラーメン屋、知る人ぞ知るみたいな定食屋、音が無くてもうるさそうな居酒屋をテレビの車窓から見てる遠い感覚で見ている。帰りは歩いて帰ることもあるのだが早朝なので祭りのあとをただ通ってるだけで、明日の祭りのために置きっぱなしになってる屋台のように電気が消えても笑ってるファミレス前のマスコット人形を見て、退勤後笑顔から岩本虎眼の顔で歩いて帰る自分はまだマシだなと思えた。


出勤すると臭いおじさんが夕勤に入っていた。おじさんは臭いだけでなく仕事ができなさすぎて全時間帯で押し付けあいが発生していて、朝ポストを開けたら入ってたみたいに知らないうちに自分のシフトに入ってたりするので、今日はもう一人の夕勤の高校生が“仕事になんないっすよ”とBEE-HIVEに電話で抗議していた。

シフトを交代し、レジをうってると退勤して臭いユニフォームから臭い薄手のセーターに着替えたおじさんがレジに現れた。“フライドチキンを9枚お願いします..。”フライヤーで揚げて運んでる途中でトレイをひっくり返したらしい。そういえば“なんでこんなにヌルヌルなの?”ともう一人の夜勤の嫌な人にモップで床を拭かされていた。“転んだんですか?”とたずねると“手首が返って..”と単純にフライドチキン9枚に手首が関節決められただけだった。


数日後夜勤で出勤するとポストに臭いおじさんが入っていた。今日は夜勤か..。と退勤まで背中の阿斗を守りながら戦わないといけないのでいつもより気合いを入れてはじめたが、焦るとすぐパニックになる上に滑舌が悪すぎて何言ってるかわからない臭いおじさんは“(グローの本体)あるのないのどっち!?”“(フランクフルトをトングじゃなくて)手で持つなよ!”と、気づくと矢が刺さっていた。


退勤後廃棄の焼き鮭弁当を食べてると隣でおじさんも弁当を食べはじめた。しょうが焼き弁当を食べている。おじさんはおじさんと言ってるがもうすぐ60なのでおじいさんの方が近いかもしれない。本人には言わないがおじさんの臭みをおかずに弁当を食べるのはなかなか辛い。

“わたしってそんなに臭いますか..?”

おじさんが話しかけてきた。昼勤のおばさんたちには直接“臭いやばいまちがいない”と言われてるので自分でも臭いことはわかってるがそれがどんな臭いかわからないようだ。“例えばどんな臭い?加齢臭ですか?”と聞かれたが正直言ってこのおじさんでしか感じたことない初体験の臭さだ。まだ1番近いのはなんだ?なんだ?と頭をフル回転させて“○○さんでしか嗅いだことない臭いなんですけど、まだ1番近いのが橋の下にいる浮浪者ですかね”と答えたら、今まで気を使って本人に臭いと言わなかった努力の意味がわからないぐらい凹ませてしまった。“そうですか...”としょうが焼きを食べてると思えない顔になったので、“まあオンリーワンですし..”と笑ってもらおうとしたが渇いた笑顔をされた。なんとか話題を変えようと“最近漫画で賞をとったんです”と家族にも言ってない数人の友達しか知らないことをなぜかこんなに喋るのがはじめての臭いおじさんに言ってしまった。もちろん漫画を描いてたことも知らないので、“おめでとうございます”と空気が変わって結果的によかった。“奧さん綺麗みたいですね”とおじさんに言うと嬉しそうにスマホで奧さんの写真を見せてくれた。おじさんは30歳ぐらい年下のフィリピン人女性が奧さんなのは昼のおばさんが流すパブで日本国籍がほにゃららなゲーセワニュースで知ってたので聞いてみた。確かに美人だ。素直にうらやましい。許されるなら俺も8歳の美人と結婚したい。いいですねと近いうち結婚式をあげる話などを聞いてると、“今の奧さんに出会うまで7回お見合いしたんです”と全部2回目誰も会ってくれなかった話に臭いからだろと言うのを耐えてると“こんなことはじめて話します(照)”と言われ、急にゾッとして弁当を掻きこみ逃げるように身支度をはじめた。

休みの日はじめて仕事へ行くためのバスに乗ってみた。流れる景色でしか知らなかった定食屋は普通の味がする定食屋に変わったが景色は変わった気がした。
プロフィール

たか

Author:たか
出羽亀

けつのあなカラーボーイ、A4しんちゃんという団体から漫画、文章の同人誌を出したりしてます。

連絡先 a4sinchan@yahoo.co.jp

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