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初恋

ええ、初恋は小学1年生の頃でした。同じクラスのIさん。体がちっちゃくて、明るくてクラスでも人気の女の子。今思えば未熟児でした。人一倍体が小さいのに、休み時間ドッチボールで「いくよー」と人一倍元気に投げ込み、人一倍吹き飛ばされる、それがかわいらしく、初恋と言っても小学生なんで恋なのか何かわかりませんけど、未熟児のIさんと肥満児の僕が早々にアウトになって外でボール待ってる時気づいたら尻を触りたいと思ってたのでたぶん好きだったんだと思います



小学校の6年間Iさんどころか女と喋る機会がほとんど無かったので(体からカブトムシの臭いしてたので)、脇をハンカチで拭いてる間に告白することなく卒業したんですが、うちの小学校の生徒は、道路の立ち退きで校区変わって「お前の親父はごねて金を吊り上げた」と転校先でよくわからないいじめにあってるYくん以外ほぼ近くの中学校に進学するだけなので(その後、高校で再会したYくんが柔道覚えてろくでなしブルースの島袋みたいになってた)、特に感慨は無かったです。



中学生になると、自分がいた小学校以外からも生徒が入ってくるので、今までの小学校の好きな女ランキングの1位がギリギリ10位に入るような相入れ換えが起こってしまい、小学生の頃人気者だったIさんも僕も含めた男からまったく意識されなくなり、いつも図書館にいるような物静かな生徒になっていきました




その後僕は、大学内を生徒の彼女の女子高生が制服でうろうろしてたり、図書館の防犯ブザー鳴って階段で受付の中年女性が眼鏡割れて倒れてたり、講師の水野晴郎がアメリカンポリスにだけ詳しくなれる授業を4年間やる県外の親不孝大学に進学して、38歳まで毎月1万二千円奨学金返済することになり、女は電話で注文するものと思うようになりました



大学の夏休みに帰省して、暇なので近所を自転車でぶらぶらしてると、前から見たことあるおばさんが両手に野菜や牛乳が入った買い物袋持って歩いてきました。Iさんでした。僕と同い年なのでまだ20すぎのはずなんですが、すごく疲れた顔していて40手前に見える。子供の頃、ちっちゃくてかわいらしく見えた容姿も、体は小さいのに頭だけ大きくなってる異様な風貌に感じてしまい、正直言うとサイバイマンだと思ってしまいました



すれ違ってだいぶ経ってから、何かやっぱり喋りたくなったので引き返し「Iさん、ひさしぶり。覚えてる?」と話しかけてみました。「◯◯くん?隣の席やったよね」覚えられてたことに驚きました。「よく消しゴム拾ってくれたから、優しい印象がある」なぜか泣きそうになりました
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Secre

なんだろ。ぐっときた。

Re: タイトルなし

あら~♪

Re: No title

> Enoさん

ありがたや
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たか

Author:たか
出羽亀

けつのあなカラーボーイ、A4しんちゃんという団体から漫画、文章の同人誌を出したりしてます。

連絡先 a4sinchan@yahoo.co.jp

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